hibibikki日々々記
2025.03.10
春ボケの日
庭のボケの木に新芽がついた。雪囲いもせずにほったらかしにしているから冬の間は雪に埋もれていて、雪解け時期に見えてくるのは枯れたような弱々しい枝だけ。これはまだ生きているのだろうかと毎年思うんだけど、暖かくなるとちゃんと緑が芽吹くのだからすごい。動物とは違う生き物だ。土に根を張り、そこから動かずに成長していくのってどんな気分なんだろう。
ボケの近くでせいせいと空に向かって枝葉を伸ばしている金木犀は常緑樹で、冬の間も緑の葉っぱをつけている。同じ植物でもボケとはずいぶん違う。体育会系と文系の差みたいに思えるけど植物にしてみたら大きなお世話、人間と一緒にするなよと言われるね、多分。
そういえば白鳥の声を聞かない。もう北へ行ってしまったのかな。春ですな。