hibibikki日々々記
2025.02.03
立春
1月29日に叔母の通夜、翌30日葬儀。ごく身内だけの穏やかな集まりだった。叔父が叔母に寄り添って、ゆっくり休めよ、と繰り返し声をかける姿に胸がつまる。祖父母が亡くなってから私の母との交流が急速に濃くなり、幾度となく足を運んでくれた。控えめでおとなしい人という印象だったけれど、綺麗な字で家計簿や家の記録を細かく几帳面につけ、気に入った文章を書き写し、家系図まで調べて書き起こしていたと知って少し驚いた。知っているつもりでいても、それはその人のほんの一面なんだなとあらためて思い至る。享年八十八歳。私の両親と同じ年齢だ。今ごろ彼方で私の両親と会えているだろうか。
31日は新入り猫の三日月の手術。免疫疾患で肉球が腫れて出血が止まらないので、組織切除をしてもらうのだ。三日月は3キロ弱で体は小さいのだが、重い和室の襖をこじ開けて逃げるという離れ業を発揮。そういえば捕獲した初日にエアコンの上に登って籠城したんだった・・・。甘くみてはいけない。ただでさえ猫を捕まえるのが下手な私は完全に翻弄され、家中を走り回る結果に。最終的には洗面所に追い込んでタオルで包んで捕獲した。私の腕も傷だらけになったが、それだけ怖い思いをさせてしまったのだ。申し訳ない気持ちでいっぱいになるが、なんとしても病院にいかねばならんのだ。許してくれ。手術を終えた三日月はエリザベスカラーを付けられて不貞腐れていた。
2月2日、友人と日帰りスパを満喫。オイルマッサージにランチビール、露天風呂で魂が抜けた。夜は泥のように眠り、怒涛の1週間を終えた。
本日立春。さあ、切り替えていこう。